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Redmineのアジャイル開発用プラグインBacklogsの導入

はじめまして。 梅雨で頭がモジャモジャしはじめてきた天パエンジニアの福本です。 さて、VASILYではアジャイル開発の導入を進めています。 前回は、デプロイ自動化の話でしたが、今回はタスク管理についてです。 アジャイル開発ではストーリーカードやタスクボードなどを使用する事が多いですが、それらをWEB上で管理できるツールを導入しました。

Backlogsプラグイン

アジャイル開発用のタスク管理ツールを探してみると、BacklogsというRedmineのプラグインが評判もよくシンプルで使いやすそうでした。 タスク管理にRedmineを使用していていた事もあり試してみた所、使い勝手が良かったので紹介します。 全体的な操作感としてはAjaxを多用していて直感的でサクサク動くのが気に入ってます。 プラグインを導入すると通常のプロジェクト画面にBacklogsとReleasesというタブがあらわれます。

バックログ画面

主に利用するのはバックログ画面とタスクボードで、Backlogsタブを選択するとバックログ画面に遷移します。 バックログ画面ではプロダクトバックログとスプリントバックログの管理ができます。 右側のプロダクトバックログにストーリーカードを書き出していき、上下にドラッグアンドドロップで移動させる事により優先順位の管理を行えます。 そして、スプリント計画時に左側のスプリントへドラッグアンドドロップで移動させ、スプリントの対象ストーリを決定します。 バックログ画面

タスクボード

スプリントの対象ストーリーが決まったら、タスクボード上でストーリーに対するタスクを管理していきます。 タスクカードの管理もAjaxを多用した作りになっていて、直感的にタスクの生成、割り当て、進捗の更新などができるようになっています。 その他にもバーンダウンチャートを表示したりと色々な機能があります。 まだ小さなプロジェクトで試験運用している段階ですが、また使用感など出てきましたらレポートしたいと思います。

インストール方法

使ってみたい!と思われた方のためにCentOSへのインストール手順を公開しておきます。 ストーリーカード、タスクボードの登録がうまくいかなくハマってしまうポイントがあるので是非参考にしていただければと思います。

Redmineのインストール

Redmine.JPで1.2のわかりやすいインストール方法が公開されましたので、こちらを参照ください。 Redmine 1.2をCentOS5.6にインストールする手順 Redmine自体のインストールについては、Redmine.JPの「Redmine 1.1をCentOS5.5にインストールする手順」がとてもわかりやすいので、こちらを参照ください。 ただ最新バージョンが1.2.0に上がっているので、下記2点にご注意ください。 ・rackのバージョンが1.0.1から1.1.0に上がっている gem install rack -v=1.1.0 ・1.2.0のソース wget http://rubyforge.org/frs/download.php/74944/redmine-1.2.0.tar.gz

Redmineの基本設定

Redmine上で基本的な設定を行います。 こちらもRedmin.JPのRedmineを使い始めるための初期設定がわかりやすいので、こちらを参考に必要な設定を行ってください。

Backlogsプラグインインストール

トラッカーの登録

管理者アカウントで、管理>トラッカー画面の「新しいトラッカーを作成」ボタンから、ストーリーとタスクというトラッカーを追加しておきます。 この時、「ワークフローをここからコピー」で既存にある「バグ」や「機能」を選択しておいてください。 トラッカーにワークフローが設定されていないと、ストーリーやタスクへの操作が何も許可されない状態になってしまいます。 この状態になるとストーリーカード、タスクボードの登録時にJavaScriptが正常に動かなくハマります。

必要パッケージのインストール

gem install icalendar gem install prawn
gem install holidays
gem install open-uri-cached
gem install ruby-units
yum install -y libxml2 libxml2-devel libxslt libxslt-devel
gem install nokogiri

rmagickのインストール

rmagickはちょっとややこしいですが、手順通りやっていけば大丈夫です。 ・ImageMagickのインストール

yum install ImageMagick ImageMagick-devel -y

・TrueTypeFontのインストール

wget http://www.mjmwired.net/resources/files/msttcorefonts-2.0-1.noarch.rpm
rpm -ivh msttcorefonts-2.0-1.noarch.rpm
/etc/init.d/xfs restart
ln -s /usr/share/fonts/msttcorefonts /usr/share/fonts/default/TrueType

・rmagickのインストール

# yumで入れられるImageMagickに対応しているバージョンまで下げる
gem install rmagick -v 1.15.17

プラグインのインストール

プラグインのインストールはGit経由で行います。(GitHubからDLする場合はこちらの手順を参照してください)

cd /var/lib/redmine/vendor/plugins/
git clone git://github.com/relaxdiego/redmine_backlogs.git
cd redmine_backlogs
git tag # バージョンのリストが表示される
git checkout v0.5.2 # 最新バージョンを指定
RAILS_ENV=production
export RAILS_ENV
cd ../../../ rake generate_session_store
rake config/initializers/session_store.rb
rake db:migrate
rake db:migrate:upgrade_plugin_migrations # Cannot find old migration table - assuming nothing needs to be done # と出るけど新規インストールなのでOK。 rake tmp:cache:clear
rake tmp:sessions:clear
rake redmine:backlogs:install # ストーリーとタスクをどのトラッカーにするか聞かれるので、先ほど作成したストーリーとタスクのトラッカーを指定します。
# ちゃんと設定されていないとストーリーカード、タスクボードの登録時にJavaScriptが正常に動かなくハマります。

チャート描画のための設定

rake redmine:backlogs:generate_chart_data /etc/init.d/httpd restart

プロジェクトの作成

ここまでできれば準備完了です。 プロジェクトの設定で、モジュールのBacklogsのチェックボックスをチェックしましょう。 先ほどのようにBacklogsとReleasesというタブが表示されるはずです。 以上になります。 アジャイルさを大切にする環境で一緒に働きませんか? 詳しくはこちらをご覧ください。

参考サイト

Redmine Backlogs公式ページ Redmine 1.1をCentOS5.5にインストールする手順 / Redmine.JP Blog BacklogsプラグインをMac上のRedmineにインストール / RedmineのBacklogsプラグインを入れてみた / プログラマの思索